本研修は、公認心理師・精神保健福祉士・看護師・歯科医師が「ストレスチェック実施者」となるための研修(労働安全規則第52条の10第1項第3号の規定に基づき厚生労働大臣が定める研修)です。
「厚生労働省が定める研修科目と範囲(※)」について、厚生労働省に申請して適切であることを確認いただいた講師・カリキュラム・研修方法等により、解説します。
※「厚生労働省が定める研修科目と範囲」は、法定研修という性質上、全ての「ストレスチェック実施者を養成する研修」において、共通しています。
【本開催要領の内容】
1.ストレスチェック実施者養成研修(法定研修)とは
2.研修対象者
3.研修費
4.募集中の研修日
5.申込みの流れ
6.研修方法等
7.研修のカリキュラム
8.研修の講師
ストレスチェック実施者養成研修(法定研修)開催要領
1.ストレスチェック実施者養成研修(法定研修)とは
ストレスチェックの実施者となるには、次の①②③のうち、いずれかの資格又は免許が必要です(労働安全衛生規則第52条の10第1項など)。
①医師
②保健師
③公認心理師・精神保健福祉士・看護師・歯科医師のうち法定研修(労働安全規則第52条の10第1項第3号の規定に基づき厚生労働大臣が定める研修)を修了した者
本研修は「労働安全規則第52条の10第1項第3号の規定に基づき厚生労働大臣が定める研修」です。
したがいまして、公認心理師・精神保健福祉士・看護師・歯科医師が、本研修を修了すると、「ストレスチェック実施者」となることができます。
なお、「登録申請中の試験合格者」も受講することができます(この場合、合格した試験の資格又は免許を得た後に「ストレスチェック実施者」となることができます)。
2.研修対象者
公認心理師、精神保健福祉士、看護師、歯科医師のいずれかの資格又は免許を有する者
登録申請中の公認心理師、精神保健福祉士、看護師、歯科医師のいずれかの試験合格者
3.研修費
研修費13,000円(総額)
4.募集中の研修日(いずれか1日をご選択下さい)
【9月・8月】
2024年8月29日(木)定員15名(受付終了)
2024年9月8日(日)定員15名(受付終了)
2024年9月12日(木)定員15名(受付終了)
2024年9月23日(月・祝)定員15名(受付終了)
2024年9月26日(木)定員15名(受付終了)
【10月】
2024年10月6日(日)定員15名(受付終了)
2024年10月10日(木)定員15名(受付終了)
2024年10月20日(日)定員15名(受付中)
2024年10月24日(木)定員15名(受付中)
【11月】
2024年11月4日(月・祝)定員15名(受付中)
2024年11月14日(木)定員15名(受付中)
2024年11月17日(日)定員15名(受付中)
2024年11月28日(木)定員15名(受付中)
【12月】
2024年12月8日(日)定員15名(受付準備中)
2024年12月12日(木)定員15名(受付準備中)
2024年12月22日(日)定員15名(受付準備中)
2024年12月26日(木)定員15名(受付準備中)
〇予定が合わない場合は、次のアドレスリンクから他の開催団体を確認して、受講されて下さい。
※厚生労働省作成開催団体一覧(こころの耳へ)
https://kokoro.mhlw.go.jp/etc/kaiseianeihou/
5.申込みの流れ
(1)受講をされる日を、前記「4.募集中の研修日」から、いずれか1日をご選択下さい。
(2)前記【本開催要領の内容】の下にあるボタンリンク「研修の仮申込(予約)へ」から(左記「研修の仮申込(予約)へ」の文字をクリック又はタップすると移動します)、仮申込(予約)のフォームに入り、必要事項を入力して申込みボタンを押して下さい。
(3)仮申込(予約)のフォームを送信すると、「受付メール」が届きます。このメールには、「申込手続のご案内ページ」に入るためのアドレスリンクが表記されています。このアドレスリンクから「申込手続のご案内ページ」に入り、申込手続や法定記載事項などをご確認下さい。
「受付メール」が届かないときは、迷惑メールホルダーをご確認のうえ、研修事務局(電話050-3573-5115)までお問合せ下さい。
仮申込(予約)をキャンセルされるときは、キャンセルしたい旨を記載して、当会から送信された「受付メール」宛てに返信して下さい(理由等の記載、仮申込のキャンセル料金は、必要ありません)。
(4)お申込みをされるときは、申込期間内に次の2つの手続きを行って下さい(詳しくは「申込手続のご案内ページ」をご確認下さい)。
①「受講申込書」(「申込手続のご案内ページ」からダウンロードできます)の確認・作成・郵送
②「研修費用13,000円(総額)」のお振込み
(5)前記した①②の手続きが終わりましたら、「Zoomミーティングの招待URL・ミーティングID・パスコード」「研修資料(PDFファイル)のダウンロード方法」など、受講に必要な事項を記載した電子メールが届きます。
(6)お申込みいただいた日に研修を受講して下さい。
(7)修了者には「修了証」と「領収証」をレターパックライト(特定封筒)にて郵送致します。
6.研修方法等
オンライン(Zoomミーティングを使用して開催します。)
※受講者の画面には、他の受講者が表示されない設定をしています。他の受講者から、ご自身の受講中の様子を見られるご心配はありません。
※用意いただく機器と通信環境
・Zoomミーティングに参加できるWebカメラ付パソコン・タブレット・モバイル端末
・安定した通信環境(光回線LANケーブル又は無線LAN(Wi-Fi等)で接続できる通信環境)
※本法定研修でWebカメラを使用する理由について
当会は、本研修が法定研修であることをふまえ、管轄する行政庁からの照会などがあった際、修了の有効性をめぐり疑義が生じないように、対面研修と同等の運営を選択しています。そのため、研修事務局が、受付時と研修中に限り、Webカメラを使用して、本人確認と受講状況確認をさせていただいています。
※Zoomミーティングの参加方法は、Zoomの公式サイトのほかにも、YouTubeなどでも分かりやすく解説されています(視聴された配信を当会が推薦し保証するものではありません)。
Zoomアプリダウンロード
https://zoom.us/download#client_4meeting
Zoomの公式サイト
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362193
Zoom接続テスト
7.研修のカリキュラム
9時20分までに受付を済ませて入室して下さい。
(受付は8時45分から行うことができます。)
9時30分から11時40分頃まで(途中10分間休憩)
研修1 労働者の健康管理 講師:鍋島篤典先生
・労働衛生関係法令
・職場の労働衛生管理体制
・産業医等産業保健スタッフの役割と職務
・労働者の健康管理の基本的考え方
・労働者の健康情報とその評価
・労働者の健康情報の保護
12時30分頃から14時00分頃まで
研修2 事業所におけるメンタルヘルス対策 講師:立川美香先生
・事業場におけるメンタルヘルス対策の基本的考え方
・労働者のメンタルヘルス不調の予防と対応、職場復帰支援
・職場のストレス要因と職場環境の改善
14時10分頃から15時40分頃まで
研修3 事業場における労働者の健康の保持増進を図るための労働者個人及び労働者の集団に対する支援の方法
講師:立川美香先生
・職場における健康教育の知識と技法
・労働者との面接の知識と技法
・職場における労働者の集団への支援の知識と技法
15時40分頃から16時00分頃まで
効果測定、アンケート
※ご質問は電子メールにて承ります。予めご了承下さい。
8.研修の講師
鍋島篤典 講師
めぶきクリニック院長
医学博士、産業医、健康管理医
めぶき労働衛生クリニック
https://sites.google.com/view/mebu/
立川美香 講師
保健師、公認心理師、衛生管理者
両立支援促進員、産業保健相談員
資料:厚生労働省等が提供する無償サポート
ストレスチェックの実施にあたっては、厚生労働省等が無償提供している下記サポートをご利用できます。
改正があるとその都度更新されるので、書籍や一時的な研修と異なり、常に新しい情報を確認することができます。
・ストレスチェック制度に関する法令(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/11300000/000544659.pdf
・ストレスチェック指針(心理的な負担の程度を把握するための検査及び面接指導の実施並びに面接指導結果に基づき事業者が講ずべき措置に関する指針:厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/11300000/000346613.pdf
・ストレスチェック制度実施マニュアル(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/000533925.pdf
・ストレスチェック制度の実施に関する研修等(独立行政法人労働者健康安全機構)
全国に設置している産業保健総合支援センターで、次の3種類の研修·セミナーを無料で随時開催しています。
1.産業医、保健師等のストレスチェック実施者向けのストレスチェック制度の実施に関する研修
2.事業者・衛生管理者、事業場内メンタルヘルス推進担当者等のストレスチェック制度担当者向けの不利益取扱い等に関する研修
3.事業者に対するストレスチェック制度の趣旨・概要等に関する啓発セミナー
詳細は、最寄りの産業保健総合支援センターへお問合せください。
◎全国の産業保健総合支援センター
https://www.johas.go.jp/shisetsu/tabid/578/Default.aspx
・ストレスチェックの導入・運営に係る個別訪問による支援(独立行政法人労働者健康安全機構)
社会保険労務士等の専門家が、事業場を直接訪問し、ストレスチェック制度を導入するにあたり何から取り組むかなど、導入方法などについて各事業場の状況に合った具体的なアドバイスをする支援を無料で行っています。
また、ストレスチェック制度の内容を含む、管理監督者を対象としたメンタルヘルス教育も1事業場当たり1回、無料で実施しています。
詳細は、最寄りの産業保健総合支援センターへお問合せください。
◎全国の産業保健総合支援センター
https://www.johas.go.jp/shisetsu/tabid/578/Default.aspx
・ストレスチェック制度支援ページ(厚生労働省)
https://kokoro.mhlw.go.jp/etc/kaiseianeihou/
制度導入ガイド、ストレスチェック実施規程 (例)、広報ツール(周知リーフレットやポスター)、ストレスチェック調査票(外国語を含む)、数値基準に基づいて「高ストレス者」を選定する方法、労働基準監督署への報告様式、外部機関に委託する場合のチェックリスト(例)、職場環境改善ツールなどをダウンロードすることができます。
随時更新されていますので、改正情報など、新しい情報を得ることもできます。
・ストレスチェック制度サポートダイヤル(独立行政法人労働者健康安全機構)
電話:0570-031050(全国統一ナビダイヤル)
受付時間 : 平日10時~17時(土曜、日曜、祝日、12月29日~1月3日は除く)
ストレスチェック制度担当者や事業者等を対象に、実施方法全般、職場環境の改善、不利益な取扱いなど、専門的な相談に応じ、解決方法等を助言する無料サポートダイヤルを設置しています。
サポートダイヤルがつながりにくい場合は、最寄りの産業保健総合支援センターでも対応しています。
◎全国の産業保健総合支援センター
https://www.johas.go.jp/shisetsu/tabid/578/Default.aspx
・ストレスチェック実施プログラム(厚生労働省)
https://stresscheck.mhlw.go.jp/
ストレスチェックの実施、結果出力、集団分析等が出来る「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」を配布しています。
実施者向けストレスチェック関連情報(ストレスチェック実施に関連した書類テンプレートや資料がダウンロードできます)のほか、管理職向けストレスチェック関連情報も提供しています。
実施プログラムの設置・設定に関するコールセンター:0120-65-3167(フリーダイヤル)
開設時間:平日10:00~17:00(祝祭日、年末年始【12月29日~1月3日】を除く。)
このプログラムの設置・設定についての困ったときのサポートダイヤルを設置しています。
・職場環境改善チェックツール
https://kokoro.mhlw.go.jp/comfort-check/
・職場復帰支援の手引き(PDF)
https://www.mhlw.go.jp/content/000561013.pdf
・事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン(PDF)